演劇のもつ力を 「行動する力」に変える ~Care-Wave Aid~
個人の小さな「波」も、集まれば大きな「波」となり、社会の問題を変える力になる・・・
そう思えるすばらしいミュージカルでした。
14日、新宿文化センターで開催されたチャリティミュージカル「CARE-WAVE AID」Vol.3ー選ばれた大地アフリカーを観てきました。
アフリカに生きる人々を演じる役者が、数メートル先のステージで演じています。
生死をさまよっている子どもに、治療を受けさせてくれと、母親がなすすべのない医者にすがりつきます
反政府派の兵士に誘拐された少年兵が、「儀式」として自分の親を射殺するよう命じられます
撒き集めをしていた女性らが、兵士に射殺され、強姦されていきます・・・
といった目を背けたくなるようなシーンが、観客の数メートル先で演じらている・・・その迫力といったら、TVや映画の比ではありません。
ステージ上の役者の息づかいが伝わるということ。役者と私たちが、同じ空間を共有しているという状態は、描かれるアフリカの現状をリアルにし、本当に現場で流れる時間を疑似体験させてくれました。
映画やテレビでつかわれる「ズームイン」も「カット割り」もなく、演劇を見るものは自分の意思で、ステージの好きな部分に注意を注ぐことができる自由がある分、多様なメッセージを伝えたことでしょう。
アフリカについては 少年兵のことも、飢餓のことも知っているつもりでしたし、ステージを見ながら、何が起こるのか、という予想もつきました。
それでも、舞台の迫力というのはすごいもので、 泣かずにはいられないほど、心を動かされました。
そして、こんなに素晴らしいミュージカルを、役者もスタッフもノーギャラでやってしまうの?と疑いたくなるほど、心に訴える作品だったのです。
この作品を全身全霊で最高のものにしようという役者たちの気迫。
役者の顔を1人1人追いながら、この舞台に立つ彼らの情熱にも 感動せずにはいられませんでした。
そして、歌と踊り!
舞台の一角で、生バンドが演奏。 迫力のある音楽と、表現力豊かな踊り。
総勢50人(以上?)の人が、異なった動きをしながらも、 一つのまとまりのある、舞台を作り上げるという「芸術」に、圧倒されました。
当日会場で販売していたパンフレット(500円)には、 役者たちの「なぜCARE-WAVEに参加したのか?」というコメントが載っています。
これを読むだけでも、アフリカの将来に希望がもてます。
このパンフレットには、統計でみるアフリカ(難民の数、平均寿命など)が 地図と一緒に掲載されています。また、NGOの紹介も、写真つきであります! これいいですね。
観た人が、 ロビーでNGOの活動に触れることができたのはすごくよかったと思います。
ミュージカルを観て持った問題意識を行動に変えるための、選択肢が、そこにはあるのですから。
14日、昼と夜の2回の上演でしたが、ぜひ、他の地域でも上演できたらいいなと 思いました。 もったいないです!
どんな条件がそろえば、他の地域での上演が可能なのか、 CARE-WAVE関係者にお聞きしてみたいと思っています。
ロビーで行われていたオークションには、マツケンサンバでおなじみの松平健さんからの出品もありました。
添えられたメッセージには、
いま世界中で、餓えやさまざまな病気に苦しむ人がいます。
また紛争や災害の犠牲となる人がいます。
そんな困難に直面する人たちのことを私たちは日々の生活に終われ、
つい見逃しがちになっているように思います。
本日のミュージカルは、同じ芸能を愛する仲間たちが、
少しでも多くの皆さんがそのことに気づき、
アクションを起こしていたあけるよう熱いエネルギーで演じている作品です。
私は仕事の都合で会場に駆けつけることは叶いませんでしたが、
このご活動に心より賛同しています。
とのメッセージがありました。
オークションへの応募は、引き続きWEBサイトで行われています。
CARE-WAVE AID オークション
最近、再結成されたSPEEDからの出品もありました。ぜひ、ファンの方は見てくださいね。
アフリカを知る映画










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