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カテゴリー「ニュース・社会」の13件の記事

2009年7月 1日 (水)

写真で見る水俣病特措法に反対する記者会見

2009年6月29日参議院会館第3会議室にて開催。

主催者:胎児性水俣病患者の共同作業所「ほっとはうす」(水俣市)

目的:与党(自民党&公明党)の水俣病PT(プロジェクトチーム)が作成した水俣病についての特措法について、これまで民主党案を主張し、反対してきた民主党までもが、“協議のテーブルにつく”という姿勢を表明。
一気に、与党案成立のシナリオが現実味を帯びてきたため、「この法案では、患者は救済されない!」と、ほっとはすうのメンバーらが上京。議員に被害者の声を聞いてほしいと、記者会見の場を設けた。

法案には、問題がありすぎて、この場ですべてを説明すると、読む気がなくなってしまうので、簡単に一点だけ説明する。

それは、加害企業チッソの分社化が、法案に含まれている点だ。

記者会見に同席した柳田邦男さんの言葉に、私がさらに加筆したものを紹介する。

チッソの分社化とはこういうことだ。

自分の家族がAという人物の行いによって、何らかの身体的被害を被った。仮に、歩行障害によって、一生車いすを使う生活を送ることになったとする。
加害者Aに対して、家族は責任を取れと要求する。
すると、Aは、自分には補償能力はないから、親戚に責任をゆずるという。
その結果、Aは加害者であるにも関わらず、フリーハンドで闊歩した人生を送ることができる。

:::

現在、与党が提案している特措法では、水俣病の加害企業チッソは、補償を担当する会社と、事業に専念して利益を上げる会社に「分社化」をすることを認めている。
補償を担当する会社は、いずれ消滅させるという。
残った、事業を専門とする会社は、“加害企業”としての責任を一切負わない。

おかしいですよね?

:::

柳田さんの発言

分社化は、加害企業が責任を免除されて、補償は別会社でやればいいということを意味する。PPP(汚染者負担原則)に反対している。
加害企業は、事業活動(金儲け)に専念。補償は別会社でやるということを、国が決めているということ。
今後、公害、薬害を起こした企業が、別会社をつくって、後のことは知りませんとなってしまう可能性をはらんでいる。
こんな内容の法案を法律にしてしまうおうとしている。

あれ、写真で見る記者会見…のはずが、文章で説明している…(苦笑)。では、写真へいきましょう!

20090629kokkaimae.JPG
国会前での座り込みです。

20090629kokkaimae2.JPG

以下、記者会見です。
20090629kokkai press.JPG

20090629kokkai press2.JPG
「国会の言葉は美しく、立派だけど、53年間、患者は十分な補償はされてこなかった。仕方ないと遠慮してきた。今になって、チッソが分社化するのは、患者を補償する会社を、将来的になくそうという魂胆が見えている気がする。」(杉本雄さん 水俣病患者・抱えている写真は杉本栄子さん)

20090629kokkai press3.JPG
「健康な体で生まれたかったのが本当の気持ち。なぜ、チッソや国は、昭和34年の猫実験で、原因が有機水銀とわかっていながら、排水をとめなかったのか。とめていたら、私の被害はなかったのか、とすごくうらみ、にくんだ。 人は間違ったことを素直に認めて、とめるべきところは、とめるべき」(中央:松永幸一郎さん 胎児性患者)

「どうしてチッソは解決していない人たちを、患者さんたちの気持ちをわからんかなと思う。残念でたまりません。もっと患者の気持ちを分かってもらいたいし、一生懸命、運動している人たちの気持ちも、むこうも病気なのに、あんなに汗をかきながら、運動をしなくてはならないのか」(右:永本賢二さん 胎児性患者)

20090629kokkai press4.JPG
「まだ、寝たきりの人たちがたくさんおるから、お母さんたちも苦しいと思う。寝たきりの人たちも、苦しいです。両方苦しいと思います。チッソがににくいです」(加賀田清子さん 胎児性患者)

20090629kokkai press5.JPG
「僕は地域の(一般の)学校行けなかった。本当は、行きたかった。
僕も分社化には反対です」(長井勇さん)

20090629kokkai press7.JPG
「チッソの分社化については、いやです」(山添友枝さん 未認定小児性患者)

20090629kokkai press 8.JPG
「分社化を含む法案をやめてもらいたい。私は明神(水俣市)で生まれまして、金子さん、永本さんと同じく、水俣病の激震地で生まれた。そこで40年ちかく、“水俣病”という言葉を出せないでいた。家族4人が(水俣病に)認定されています。今日は、父親・つぎよしの思いを伝えたくって、写真をもってきました。
なぜ、40年間も黙っていたかですが、4人の家族、父、母、祖父母は認定されていますが、兄弟4人は、水俣病の申請をしたことがなかったのです。なぜ申請をしなかったかというと、私の姉たちは、丁度、結婚適齢期でした。当時、水俣病の名前を変えてくれという運動が起こっているなか、水俣病について声をあげることは、できなかったのです。
父が亡くなったことさえも、人様にいえない病気でした。
今日は父がみなさんに会いたがっていると思います。父が生きていたなら、水俣の患者だけではなく、チッソに務めている人も、救われないといけないと考えたでしょう。みんなが話しができるようにならないといけない。
チッソに勤務していた父が生きていれば、チッソに対して、自分の会社は責任をとろうよ、ということをいうと思います。
ここまできて、責任をとらずに逃げてしまっては、自分の勤めていた、誇りにしていたチッソを父は許さないと思う。
責任をとってから、分社化してほしいと思っているはず。
残り数日の国会で決めてもらいたくない。」(大矢理巳子さん 未認定小児性患者)

20090629 kokkai press9.JPG
「チッソだけでなく、国の責任もある。また、水俣病患者に対する差別の問題もあって、名乗りでにくい状況のなか、手を上げている人たちだけしか救済されない法案とは、どういう意味を持つのか。
加齢とともに発病するケースもある。今、分社化し、責任から逃れることは許されない。命が尊重される国を目指す」(写真左:無所属・川田龍平議員)

「去年、水俣で胎児性患者と会った。そのとき、簡単に解決できる問題ではないと思った。
この国は、実態調査をしない。被害の全貌が分からないのに、救済しようという楽観論をふりまく。
ここにきて、チッソの分社化。
これは、チッソにとっての10年来の悲願だが、これをやってはいけない。やっていいことと、やってはいけないことがある。
被害者が生きている間に、加害者が知らん顔し、自身は消えてなくなる、ということが起こってはいけない。抜本的な救済案といっても、一定の守るべきラインがある。
最高裁判決をふまえる。
分社化はあってはならん。
ちゃんと話をすればみんな理解できること。ただ、国会議員は、よくわかっていない。
全国に、この事実がしっかり伝われば、(与党案が)間違っているというと思う人が多いはず。
それを、今週と、来週で、決定するのはおかしい。」(写真左から2番目:社民・近藤正道議員)

※写真なし↓
「(民主党の)松野議員(座長)を中心に法案をつくった。一人一人が救われる思いでつくった。民主党PTチームはみなさんと同じ思い。それを政治的な解決で、このタイミングでやるべきでないとは、執行部に伝えている。(今の状態は)執行部がどのような判断をするのかにかかわっている。
PTチームとしては、今回の皆さんの意見は、(私たちの考えの)後押しになる、感謝している。
政権交代をすれば、全面解決できると思い、この法案をつくった。
PTは、与党の分社化を変える発想はない。」(民主・大島九州男議員)

写真なしですが、社民党・福島瑞穂議員も記者会見に参加していました。

20090629 kokkai press10.JPG
「日航ジャンボ機の事件では、日航は死亡遺族に一人、ケアする人を派遣してきた。JR尼崎の事故でJR西日本は、1世帯につき2人の専門家をつけて、心と家庭の支援をしてきた。
チッソは何かやってきたの?やらないどころか、公的に(責任から)フリーハンドになって、知らん顔ができるようになる。これは、日本の命の文化について、大変なこと」(柳田邦男さん)


公害の原点といわれる水俣病の“最終救済策”(特措法)が、こんな内容でいいわけがありません!

こんなに重要な法案が、十分に報道されないのも問題です。
大手新聞、TV局の責任はどうなっているんでしょうか。
よく、「報道の自由」を主張されていますが、「国民の知る権利」も忘れないでくださいね~。
ってことで、私のブログは、そんな知りたい人々のために存在しています。


でもって、皆さんのブログでも、この記事を紹介していただけると最高に嬉しいです!

最近の記事@味(み)海苔の実 minorinomi
(06/30)写真で見る水俣病特措法に反対する記者会見
(06/29)国会での記者発表をツイッターでレポート
(06/28)マイケル・ジャクソンの名曲
(06/27)from abroad
(06/26)タイタニックのケイト・ウィンスレット
(06/25)映画『台湾人生』
(06/24)フォレット便・・・自転車で配達してるかも
(06/23)キャンドルナイト@ブログ
(06/23)チューブ製品どうしてますか?
(06/22)映画「セックス・トラフィック」

2009年4月30日 (木)

明日は環境大臣をチェック

水俣病が「公式」に確認されてから明日、5月1日で53年目となる。毎年1日には、水俣市で水俣病犠牲者慰霊式が行われおり、今年もその予定に変わりはない。

 注目されるのは、斉藤鉄夫環境大臣の動向だ。4月17日付けの熊本日日新聞には、「(国会の日程が許せば)ぜひ参加したい」と述べたとある。「参加する」と断言はしてはいないため、果たして1日、斉藤環境相が水俣入りするのか、注目されるところだ。

 現在、「公害・環境問題の原点」といわれる水俣病事件は、多くの人の関心にのぼらないまま、政府によって幕引きされる危機にある。だからこそ、多くの人に、明日の斉藤環境相の動向に関心を持ってもらいたいと思っている。

minamata memorial small.JPG
かつて「水俣病犠牲者慰霊式」の会場として使われていた水俣メモリアル

 水俣病被害者は今、与党が国会に提出した「水俣病特措法案」に大きな衝撃を受けている。なぜなら、同法案は、原因企業チッソの分社化(注1)や、公害指定地域の解除(注2)が、被害者救済と抱き合わせになっており、「まるでチッソ救済の法案ではないか」「水俣病患者の救済からはほど遠い」と、患者団体らが賛同しがたい内容であるからだ。

 この法案が患者関係者に与えた衝撃は大きかった。これまで立場や考えの違いで共に行動することのなかった患者団体が、「同時多発的に、これはまずいと思ってしまった」(水俣病患者連合事務局・弘津敏男氏)と表現するほど許しがたい内容だったのである。与党が国会に法案を提出したのが3月13日。25日には、水俣病事件史以来初めて、11団体が連名で分社化と地域指定解除の撤回を求める声明を発表した。

大臣 患者の話を聞いてください

 4月15日、患者団体らは斉藤環境相に陳情するために上京した。大臣が患者らに用意した時間は30分。環境省の西尾哲茂事務次官と原徳壽環境保健部長らが同席した。

 大臣に伝えたいことはたくさんあるが、時間は限られている。11団体の代表は、1分程度でそれぞれの思いをぶつけた。「現地調査も行わず、なぜ救済法案がでてくるのか」(注3) 「患者の切り捨てだ」「分社化には反対」といった訴えが続いた。

 斉藤環境相は患者らの意見を聞き、「皆さまの思いに対し、できる限りの努力をしていく」と発言をした。しかし、最後まで、患者らが望むような、法案の撤回や、現地調査を行うといった言葉は出てこなかった。

 この後、場面は一気に緊張感を増す。【つづく】
 ※続きは、緊張感漂う環境省の一室で。


注1:チッソを親会社(水俣病事件補償問題担当)と子会社(水俣病事件とは無関係)に分社化し、利益を上げている液晶化合物の製造・販売部門を子会社に移行。そこで得た利益を、親会社は補償金に充てる。子会社の業績のいい時期を見計らい、親会社は子会社の株を売った利益を補償にまわし、自らは廃業する。加害企業の消滅で、チッソを被告として係争中の裁判の継続は不可能になる。

注2:水俣病患者の認定や補償を定めた公害健康被害補償法を根拠とする地域指定が解除されると、以後、患者の認定・補償が一切行えなくなる。

注3:患者団体らは、不知火(しらぬい)海沿岸住民の健康調査を希望しているが、国は応じていない。

※この記事は、こちらのサイトに掲載されました。

別のブログ
味(み)海苔の実の最新記事はこんな感じです。
(04/30)患者が救済されない救済法
(04/30)緊張感漂う環境省の一室
(04/30)明日は環境大臣をチェック!
(04/30)谷根千をぶらり
(04/29)設楽ダム アースデイ・レポート
(04/28)古ジーンズ回収@リーバイス
(04/28)環境教育は善意の落とし穴?
(04/28)新カーシェアリング
(04/27)青森市長選の意味
(04/27)ペットリバース

2009年1月14日 (水)

豪「サンゴ礁の島の管理人」募集、報酬は半年900万円

泳ぎが達者で、コミュニケーション能力があって、英語で話すこと、書くことができる人! オーストラリアのクイーンズランド州のグレートバリアリーフ・ハミルトン島が、サンゴ礁の管理人を募集しています!

時事通信によれば、「時折、メディアで話すことも求められるため、恥ずかしがり屋には向かず、何よりも海や太陽や戸外での活動を愛する人が最適」とのことです。



私、唯一得意なスポーツが、水泳なんです。といっても、人並みに「できる」という程度ですが、たぶんクロール、背泳ぎ、平泳ぎで50メートルは泳げます。(え?大したことない)(笑)。

コミュニケーション能力はどうでしょうか? 甘く評価して、OKとして(笑)、英語は…米国に住んでましたが、日本に戻ってきて、すっかり日本語に適応してしまいました。(涙)なので、ダメかも。。。

さらにダメなのが、「船」。
船酔いしてしまいます。

でもって、海の波に乗って泳いでいると(特に浮き輪をつけていると)、波に揺られて酔ってしまうのです。こんな人いないですよね・・・。
ちなみに、スキーでも、右に左に滑っているうちに、酔ってしまいます。(涙)

ということで残念ながら私は応募できませんが、我は!と思う方、ぜひ応募してみてはいかがでしょうか?
見事、採用された場合は、ご一報くださいね!

2008年12月 1日 (月)

クリスマス商戦のNYで「無買デー」のデモ


無買デーのネタが続きますが、NYからのニュースです。
やはり今年の無買デーも、ビリー牧師は派手なパフォーマンスをやってくれたようです。無買教会ゴスペル聖歌隊のメンバー100人を引き連れて、ニューヨークのユニオン・スクエア周辺で、買い物をしないよう宣伝デモ(「布教」「説教」)をしたとのこと。


ビリー牧師は本物の牧師ではなく、パフォーマンスアーティスト。金髪に染めたオールバックの髪と、真っ白な牧師のスーツ。異様などほど巨大なメガホンを手に、全米を布教して回っています。
無買教会ゴスペル聖歌隊の歌声も力強く、ついつい、これがデモだということを忘れさせてしまうほど聴かせます。
何を隠そう、私の大好きCDの一枚は、ビリー牧師と聖歌隊がだしているCDだったりします。

Alter_new_2008_1112
現在発売中の雑誌「オルタ」に書かせていただいている連載では、「商業主義のクリスマスはいらない」を書きました。このコラムでも、ビリー牧師について書いていますが、クリスマスに買うな~と言っているのは、ビリー牧師だけではないのです。2007年12月には、ローマ法王が、物質主義がクリスマス本来の精神を汚している!と批判してます。

クリスマスはプレゼントがなくてもやってきます。

絶対に買うな~とは思いませんが、買うのなら、積極的に消費によって引き起こされる「影響」を考えて、選択してもらえたらと思います。
例えば、フェアトレードの商品、環境NGOのメンバーシップや雑誌の年間購読のプレゼントなど。

他にも 

児童労働をなくす「SFIDA」のフットサルボール
オーガニックコットンTシャツ
単行本『幸せの人生レシピ』(収益の半分近くがホームレスの収入になります)


などは いかがでしょうか?


「オルタ」に書いたコラムで紹介した童話「グリンチはなぜクリスマスを盗んだか」は、プレゼントがなくてもクリスマスはやってくるという、子ども向けの話です。ジム・キャリー主演で実写版の映画にもなってます。


NYで安売りに殺到、店員圧死 郊外のウォルマート


●追加情報 as of 2009年1月9日


米年末商戦、売り上げ最悪 景気後退で2・2%減

【ニューヨーク8日共同】米国の国際ショッピングセンター協会(ICSC)が8日発表した米主要小売りチェーン各社の2008年の年末商戦(11-12月)総売上高は前年同期比2・2%減と、データがある1970年以降で最悪の水準となった。年間でも前年比1・0%増にとどまり、70年以降で最低の伸び率だった。
 記事の続きは上記リンク先でどうぞ。

2008年11月28日 (金)

明日11月29日は「21世紀のエコ・ホリデー」=無買デー

Photo

 日本では9回目、国際的には16回目を迎える「無買デー」(むばいでー)が11月29日にやってくる。この日だけ無駄な買い物を控えることで、ふだん意識せずに行っている「買い物」や「消費」について、考えてみようと呼びかけている。

 無買デーは1992年、カナダで始まったムーブメントで、「Buy Nothing Day」として知られている。アドバスターズ・メディア財団によって、世界的に広がった無買デーは、世界62カ国で150万人以上が参加する国際的なイベントに発展した。インターネットサイト「goo辞書」には、「無買日」(むばいび)が新語として登録されたほど。確実にムーブメントの輪は広がりつつある。

 無買デーの目的は、大量生産-大量消費-大量破壊の流れに、ひと時の休息を与えること。無買デーの体験を通じて、買い物中心のライフスタイルに代わるものを見つけ、過剰な消費が、社会や経済、環境に与える影響について考える機会になることが期待されている。

 無買デーが、「21世紀のエコ・ホリデー」とも呼ばれる理由は、過剰な消費を繰り返すライフスタイルこそが、環境問題の最大の原因だという考えからきている。アドバスターズ・メディア財団代表であるカレ・ラースン氏は、「電球を蛍光灯に代えたり、クルマをハイブリッド・カーに乗り換えたりしても解決にはならない。消費自体を抜本的に減らさなければならない」と指摘し、このままでは、人間は地球を消費し尽くしてしまうと警告している。

 確かに、環境に配慮した商品に切り替えても、消費自体を再考しなければ、根本的な問題解決にはならない。かといって、電球やクルマを使わない生活ができるかといわれれば、誰もがイエスとは言えないだろう。

 そこで、毎日の生活で買い物をしないのは無理だとしても、無買デーだけでも、「買い物」や「消費」をしないように心がけて過ごしてみてはどうか。意気込んでみたものの、どうしても買い物をしなくてはならない状況になるかもしれない。それでも「買い物をする」ということを、意識するようになるだけ、一歩前進だといえるだろう。

販売しないオンラインショップも登場
 無買デーにちなんだイベントが各地で開催される予定だ。京都では、無買デー恒例となった「禅タクロース」の瞑想パフォーマンスが繁華街で行われる。目印は、サンタクロースの衣装を着て、禅を組んでいる禅タクロース。また、書店・Green e books では、この日だけ、お金ではなく、本で本を買うことができる。
 インターネット・オンラインショップ・ポータルの「エコプル」では、無買デーの日を「無売デー」とし、ショッピングサイトの情報提供を一日だけ休むという。サイトには、無買デー専用のバナーもある。自分のブログなどに貼りたい人は、ココを参照。

 無買デーに関する問い合わせや、各種イベントについては、無買デー・ジャパンのウェブサイトで確認できる。

 ↓エコプルのサイトから入手したバナーです ↓ 無買デー以降は、ふつうのバナーに変わっています。
 


※ http://news.livedoor.com/article/detail/3918004/に書いた記事を転載しました。


■関連情報
無買デー・ジャパン
無買デー宣伝ツールダウンロードサイト

イルコモンズさんリミックスの「バイ・ナッシング・デイ2008」PRビデオ

2008年11月 4日 (火)

大統領選 スイング・ステートと犯罪取締り制度

米国の大統領選挙に世界で最も関心を寄せているのは日本人、という米国世論調査会社ピュー・リサーチセンターの調査結果をご覧になりましたか?米国人の80%が関心があると答えていますが、日本人はそれを上回る83%だったそうです。

さて、少し古い話ですが、2000年の大統領選挙(ブッシュとゴア)で注目されたフロリダ州を覚えていらしゃいますか?フロリダ州は、民主党が強い州でも共和党が強い州でもなく、「大統領選を左右する州」であり、「スイング・ステート」(swing state)と呼ばれています。ネットで検索すると『R25』の記事がヒットしました。このサイトによれば、フロリダ、バージニア、ミネソタ、ミズーリ、ネバタがスイングステートとあります。

フロリダ州はこのなかで最も多くの選挙人27人を選出するキーとなる州です。2000年の大統領選挙において、フロリダ州では、827,207人が犯罪の重罪判決によって選挙権を剥奪されていました。(以下、全ての数字は、2004年時で入手できたもの)この数字は全米で民主党が強いと言われている州の選挙権剥奪者数の合計である846,486人とほぼ同じくらいでした。

米国では、犯罪取締り制度が米国の選挙に影響を与えているとも言われています。
例えば、全米の48の州とDCでは囚人は選挙で投票することが出来ません。35の州では、犯罪を犯し仮釈放の人々が投票することを禁じています。その他、保護観察中でも投票を禁止している31の州があり、7つの州では、刑期を終えた人々でも重罪を犯した人々は一生投票することが出来ないそうです。
そして、米国の犯罪取り締まり制度については、不釣合いな割合でアフリカ系米国人が多く逮捕されているという数多くの報告があります。

このような理由から投票権がない人々が米国には約480万人います。このうち37%近く(180万人)を占めているのがアフリカ系米国人なのです。ちなみに米国の全人口(281,421,906人)に占めるアフリカ系米国人の割合は、13.3%、約3800万人です。(米国Census2000より)

フロリダ州の選挙権剥奪数のうち、民主党に投票する傾向の強いアフリカ系米国人は256,392人でした。この数字はフロリダ州の選挙権剥奪数の30%にあたります。ちなみにフロリダの全人口に占めるアフリカ系米国人は14.6%です。(Census2000より)

そして2000年の大統領選挙におけるフロリダ州のブッシュとゴアの票差はたったの537票!この票差でブッシュがフロリダの選挙人25人分(当時)を獲得したのです。

社会学者のJeff ManzaとChristopher Uggenによると、有罪判決による選挙権の剥奪なしに2000年の選挙が行われていたならば、ゴアがフロリダ州においては勝利していたと発表しています。

2000年の大統領選においてフロリダ州は、重罪判決によって本来なら選挙権を持つことの出来ないラティノ系の人々に選挙権を許可し、本当なら選挙権を持つことができたアフリカ系の人々には選挙権を許さなかったという「間違い」が選挙後リポートされていました。一般的にはラティノ系は共和党に投票する傾向があると言われているそうです。(www.globalexchange.orgに掲載されていたレポートより)

2000年の選挙の時点で投票権を剥奪されていた人々の数は、9のスイング・ステートにおいて、選挙の勝敗を決めた差にあたる投票数を超えていたそうです。スイング・ステートの一つであるニューメキシコ州では、選挙の勝敗を決めた票差にあたる投票数の214倍の投票数にあたる人々が投票プロセスから排除されていたそうです。(詳しくはwww.justicepolicy.orgのレポートを参照ください。特に注釈が文中にない限り、www.justicepolicy.orgからの情報をもとに本レポートを書いております)


というのが、2000年の大統領選挙の背景にあったと言われている話です。

2008年の選挙については、情報収集ができていませんが、ざっとネットを検索したところ、こんな記事がありました。

Will the GOP Steal Another Election in 2008? BuzzFlash Talks with Greg Palast About Republican Voter Suppression.
(共和党は2008年の選挙を盗むのか? BuzzFlashがGreg Palastに共和党の有権者に対する抑圧について聞く)

・スイング・ステートのニューメキシコ州では、民主党員9人に1人の割合で、名前が選挙人名簿からはずされていた。
・スイング・ステートのコロラド州では、共和党員国務長官が、19.4% (5人に1人の割合)の割合で、有権者名を破壊していた。


2008年における犯罪取締法とスイング・ステートの記述はあまり見つけられませんでした。


2008年9月28日 (日)

新しい寄付の方法 「僕のルール」でワクチンを寄付

 少し前に、「僕のルール」という方法で、ワクチンを寄付するNPOの活動が新聞で紹介されていました。記事を読んで、ハッとしました。こういう寄付の仕方があったのかと。
 どんな方法かというと、寄付をしたいと思うそれぞれが、自分のルール(僕のルール)にしたがって寄付をするというもの。例えば、福岡ソフトバンクホークスの和田毅選手は、公式戦で一球投げることにポリオ(小児まひ)ワクチン10本、勝利投手になったら20本、完投で30本、完封で40本を贈るというルールを決めて実践しています。(東京新聞2008年9月14日参照) この結果、3シーズンで贈られたワクチンは15万本。和田選手は「僕のルール」の発案者で、その後多くの方が自分なりの「僕のルール」を決めて、ワクチンの寄付をしてきました。
 ワクチンは、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(JCV)によって、ミャンマーやラオスに贈られています。ワクチン一本は20円とのことです。

世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV) 


 東京新聞によると、他にも「僕のルール」でワクチンの寄付に参加している早見優さんを紹介しています。早見さんは、娘さんに一冊の絵本の読み聞かせをするごとに、寄付をされているそうです。この方法でしたら、小さなお子さんのいらっしゃる方も真似できますね。
 ビジネスパーソンの「僕のルール」も紹介されています。ゼネコンの奥村組東北支店では、トンネルを1メートル掘るごとにワクチンを2本。銀座のミエル(ドーナツ店)は、お客さんが簡易包装を希望し、紙が節約できたら1本、調理師がハンバーグを一枚焼くと1本というルールだそうです。

インタビュー 僕のルール・私の理由


 JVCのホームページには、世界で一日に4000人の子どもが、ワクチンがないため、感染症で命を落としているとあります。JCVでは、活動を継続・拡大していくために、エッセイコンテストを開催し、「僕のルール」への参加者を増やしたいと考えているそうです。現在、10月末日締め切りで、寄付や募金にまつわる経験や想いをテーマにしたエッセイ(100字〜400文字程度)を募集しています。
最優秀賞の「和田毅賞」や「一般投票第1位作品」に選ばれた方は、JCV海外支援地視察への招待が予定されているそうです。
詳しくはコチラをどうぞ。

2008年9月 4日 (木)

「しごとダイアリー」で未払い残業代にサラバ!

不当な労働を強いられているのに、泣き寝入りしている若者が76%にのぼることが、若者500人調査で分かりました。調査したのは、下北沢に事務所をもつNPO法人POSSE(ポッセ)です。
NPO法人POSSE

若者の半数が違法労働を経験 76%泣き寝入り(共同通信)


東京新聞(2008年9月3日)の記事によると、渋谷や立川などで、学生バイトを除く34歳までの労働者にアンケートをとったところ、残業代不払いや、有給休暇が取れない、社会保険に入れてくれない、セクハラやパワハラなどを経験した若者は51%。そのうち71%が泣き寝入りしているという結果でした。

何もしなかった理由は

1)是正させることができると思わなかった(20.5%)
2)そのときは違法だと分からなかった(17.9%)
3)職場の人間関係が壊れると思った(12.5%)
4)どうすればいいのか分からなかった(8.9%)
5)解決が困難そうなので何もしなかった(8%)
6)争うのが怖かった(2.7%)
7)上司にいいくるめられた(0.9%)

というもの。

Bi
丁度私が取材させていただいたPOSSE代表・今野晴貴さんのインタビュー記事が、現在発売中のビッグイシュー9月1日号に掲載されています。このときの取材でも、若者の多くは、職場の問題に対して、「耐える、あきらめる、辞める」という人が多いと話されていました。この背景には、何でも自己責任として考えがちな若者の傾向があるといいます。

ビッグイシュー最新号(9月1日号)

こうした労働者が泣き寝入りせずにすむように、POSSEは「しごとダイアリー」(300円)という手帳を作成。大学の書籍部や一般書店で販売しています。(写真手前にあるのが、しごとダイアリーです)

労働問題に詳しい笹山尚人弁護士による完全監修のしごとダイアリーは、残業の記録や、セクハラ・パワハラを受けた日時を書き込める手帳です。働いた日付、始業と就業時間、休憩時間の記録。「休憩時間中に押し付けられた仕事には賃金が支払われる」というアドバイスも書いていあります。予定されていた労働時間と、実際に働いた労働時間の違いが一目で分かるような工夫もされています。

また、上司の対応で気になったことなどを記録する際、何を書いておくべきかも分かります。

しごとダイアリーが未払い残業代が発生している証拠となり、残業代が支払われたケースもあると言われていました。
働いている当事者が活用しているだけでなく、あまりにヒドイ労働条件に友人が見かねて、しごとダイアリーをプレゼントしたというケースもあるそうです。

巻末には、
・上司から突然「辞めてほしい」って言われた・・・
・毎日12時間労働。なのに「バイトには残業代はない」だって・・・
・仕事中にケガ。でも会社は何もしてくれない・・・

といったケースについての法律の知識も紹介されています。

私も購入させていただきましたが、労働者にとって役立つ情報が満載です。
労働者であれば知っておくべきこと、労働者の権利、相談窓口の連絡先などの情報が充実しています。ぜひ手元に置いて、トラブルの解決に役立ててほしいと思います。

しごとダイアリーの購入については ココ(販売店舗)
しごとダイアリーの使い方で、手帳の内容が一部読めます。

オンラインで購入する場合はコチラで。(アマゾンでは販売していないようです)
紀伊国屋書店
ジュンク堂書店


関連して、日本人の有給休暇消化率は最低 - 欧米主要8カ国との比較調査で というニュースもありました。
日本の有給休暇消化率は、調査9カ国中最低だったそうです。調査9カ国のなかで、日本人が年間に付与される有給休暇の平均日数は16日で、アメリカの15日に次いで少ないことが分かりました。ただし、一年間に消化した有給休暇の日数になると、アメリカは13日。日本は8日と、調査国のなかで最下位だったのです。

Photo_2エクスペディア・レポート/国際有給休暇比較2008

日本人が有給休暇を取得できない理由として、「仕事がいそがしく、休暇をとっている暇がない」(40%)、「もしもの病気や急用などのために、休暇を残しておきたいから」(34%)、「上司や同僚があまり休暇を取っていないため、とりずらい雰囲気だから」(24%)となっています。

この調査結果を読んで、私の東京でのOL時代のことを思い出しました。前もって上司に有給休暇を申請し、受理されたのですが、同じ部署の人に嫌味を言われまして、嫌な雰囲気になったことがありました。ですので、休みずらいという雰囲気はとてもよく分かります。
アメリカでNPOの職員をやっていたときは、休みづらいという雰囲気は感じたことがありませんでした。年末はクリスマスイブくらいから休みになってしまい、有給とあわせて、日本に里帰りすることも可能なくらい、ゆっくりすることができましたし。

労働者が持っている権利を駆使できるように。また、理不尽な理由で権利を妨害されることがあったときに、不利にならないよう、労働法の勉強をしておくことをお勧めします。
以下に紹介した本は、とても楽しく学べる本です。お勧めです!


2008年8月27日 (水)

29年前にもクールビズ

古い新聞を検索していたら、1979年(昭和54年)の新聞に、クールビズの記事を発見しました!
といっても、当時から「クールビズ」という言葉があったわけではありません。

1979年6月12日の毎日新聞によると、

「省エネ・スタイル」
「ノータイ・ノー上着」

といった表現で、当時の外務省が9月まで、「ノータイ・ノー上着」の勤務を許可すると書かれています。
この方針の背景には、通産省を中心にしたエネルギー節約対策があったようで、各省庁の室温は28度以上にするという決まりがあったとか。29年後の現在も、省庁の冷房設定温度は28度以上ですから、変わりませんね。

79年には、東京で初めてサミット(東京先進国首脳会議)が行われることもあり、記事には

「(サミットの)窓口としてむしろ率先して省エネルギーに力を入れるべきだ」

という外務省のコメントが紹介されていました。記事の見出しは

“格式紳士”の外務省も・・・
省エネ・スタイル
ノータイ・ノー上着OK

となっています!

今年8月からは、国連でも導入され「クールUN」という言葉も誕生しました。


ノータイ・ノー上着のスタイルが「クールビズ」と呼ばれ始めた2005年頃、沖縄出身の方から、
「沖縄では昔からネクタイをしない格好で働いている」と聞かされました。
彼女にとっては、クールビズは何も新しいことではなかったようです。


夏に薄着になるのは、快適に過ごすためには当然のことで、クーラーのない江戸時代幕末頃にまでさかのぼると、夏は、女性も裸同然になることが当たり前に行われていたそうです。年頃の女性も例外ではなかったとかで、驚きました。教えてくれた知人によると、詳しい記録が、渡辺京二さんの『逝きし世の面影』(平凡社ライブラリ)に沢山紹介されているそうです。

2008年8月17日 (日)

オリンピック選手村に届いた「夢たまご」

Yumetamago

北京オリンピックの選手村に、愛知県瀬戸の子どもたちから応援メッセージが届きました。届けてくれたのは、自転車の長塚智広選手です。
色とりどりの小さな紙に書かれた応援メッセージ約500通は、瀬戸の地場産業・窯業(ようぎょう)を活かした卵型の陶器に入れられています。卵を置く台も、瀬戸産の手作りレンガです。これが「夢たまご」です。

長塚選手が夢たまごを手にしている写真は、こちらで

長塚選手のブログでも紹介されています。

この企画は、NPO法人アスクネット(愛知市民教育ネット)という、「市民参加の教育づくり」を推進しているNPOが企画し、実現したそうです。

私のBlogに掲載した写真は、夢たまごのキーホルダー版で、長塚選手に託したものより小型で軽量です。大きな夢たまごも、小型のキーホルダーも、どちらも、卵の上のほうに穴があり、メッセージを書いたメモを巻いて、穴の中に入れることができます。

叶えたい夢のある人が、自分でメッセージを書いてもいいし、
夢を追いかけている人を応援しようと、応援メッセージを入れてプレゼントしてもいいですね。キーホルダーは、ワンコイン(500円)で販売しているそうです。夢を応援できる、素敵なグッズだと思います。

瀬戸の小学校の中には、卒業式に、校長先生、担任の先生が夢たまごのキーホルダーに応援メッセージを入れて、卒業する児童にプレゼントするところもあるそうです。卒業する児童も、自分の夢をこれに加えます。

小学校の卒業式に私だったら、どんな夢を書いたのでしょうか?当時私が、夢を持っていたのか、ちょっと疑問ですが・・・


いつも持ち歩いているものに夢たまごのキーホルダーをつければ、見るたびに、「夢の実現に向けて、私は努力しているかな?」と自問することもできますし、メッセージを入れてくれた人の顔を思い浮かべ、励みにすることもできます。

子どもの夢を応援したい企業が、アスクネットから夢たまごのキーホルダーを購入し、小学校や子どもを中心にしたグループに寄付したり、個人が、応援したい人にプレゼントするのにも、いいかもしれないですね。

アスクネット 夢たまごについて

2008年8月14日 (木)

海岸のゴミを拾って 由比ヶ浜でライブを楽しむ!

お盆休みに突入し、山手線に乗っても、なんとなく休日モードな雰囲気で、私の仕事もスローダウンしてしまいそうです。(苦笑) 皆さんは、どこでお盆休みを過ごされるのでしょうか?

8月17日、鎌倉の由比ヶ浜海岸に行かれることがあれば、海岸で拾ったゴミが入場券になるライブを楽しめます! このライブとは、毎年由比ヶ浜で行われている「ビーチクリーンライブ」のこと。1996年から参加している歌手の杉山清貴さんも登場します。「好きでやっているので、出演料なし」(東京新聞8月11号朝刊)での参加とあります。

8月17日(日) 午後4時ごろから海岸のゴミ拾いがスタート
拾ったゴミが、ライブの入場券!
そのあと、ライブがスタートします。

ゴミ拾いの受付&ライブについては、由比ヶ浜海岸の海の家「KAMAKURA BEACH RESORT」まで。

KAMAKURA BEACH RESORTのブログ
地図


最近海岸を歩いていないので、海のゴミの現状には詳しくないのですが、東京新聞8月11号朝刊によると、神奈川の海岸のゴミの7割は、陸地から川を経由して漂流したものだとあります。つい先日、東京の神田川と日本橋川を舟に乗ってまわるエコツアーに参加したのですが、川のゴミを回収する清掃船を見かけました。よく考えれば、川は海へ流れているのですから、ゴミが川の途中でキャッチされなければ、海に行きつくのは当然のこと。

片瀬海岸では、ゴミを回収するトラクター「ビーチクリーナー」を、「かながわ海岸美化財団」が走らせているそうです。同新聞によれば、年間の清掃費は2億円で、県と沿岸の13都市が負担しているとあります。しかも、海にたどりついたゴミは、「ゴミの発生源と、漂流先の自治体が異なり、法律上は回収した自治体が処理費を負担する点が問題」と指摘される独特の問題があります。

17日のビーチクリーンライブは、ゴミの漂流先である海での活動です。
海から離れた地域に住んでいる人が、ゴミのポイ捨てをしないことは、海のゴミを少なくすることに貢献していると言ってもいいのではないでしょうか。

私はお盆休み中も仕事ですが、東京で、ポイ捨てをしない「毎日がビーチクリーニング」を実践しようと思います!みなさんも参加してくれたら嬉しいです。

なお私は、杉山清貴さんの大ファン!コンサートにも行ったことがありますし、横浜をご家族と買い物中の杉山さんを目撃したこともあります。(笑)
ですので、こうして、ブログで杉山さんの活動を紹介する日がくるなんて、とても嬉しいです。
また、8月15日発売の雑誌「ビッグイシュー」には、杉山さんのインタビュー記事が載ります。リレーインタビューの66回目で、シンガーソングライターの南佳孝さんのご紹介で、杉山さんが登場されています。
読むが楽しみです!

2008年6月21日 (土)

イオン 電気自動車の充電スタンドを設置

・・・お知らせ・・・
映画『誰が電気自動車を殺したのか?』についてはコチラでも書いています。
雑誌『オルタ』7・8号に、『誰が電気自動車を殺したのか?』について書いていますので、こちらもよろしくお願いします。
・・・・・・・・・・・・・
R0012167_2驚きました!イオンが、電気自動車の充電スタンドを、ショッピングセンターの駐車場に設置するそうです!最初は、埼玉県越谷市の「イオン レイクタウン」に今年の秋に導入するとのこと。(写真は、2008年6月21日の東京新聞夕刊の一面です)

なぜ私がこんなに驚いているかというと、電気自動車が普及しない理由の一つに、一回の充電で可能な走行距離が限られていることがよく指摘されているのです。でもこの点については、電気自動車の充電スタンドが、ガソリンスタンドのように、いろいろな場所に存在しないからであり、充電スタンドが増えれば、走行距離の問題はクリアできてしまうのです。

電気自動車が増えていけば、ガソリン自動車の存在を脅かすようになるでしょうし(そこまで電気自動車が売れるのかは、多少疑問ですが)、となると、ガソリン車を主要商品として販売している自動車メーカー、そして石油業界としては、利益が減ってしまう・・・という不安が出てきます。ですから、電気自動車が普及するインフラ整備は、いろいろなところからの圧力もあって、難しいだろうなと思っていました。

最近見た映画に「Who killed the electric car?」(誰が電気自動車を殺したか)という日本未公開の映画があります。
これは米国カリフォルニア州で90年代~に誕生したGMの「EV1」という電気自動車の誕生からその「最期」までを追ったドキュメンタリーです。
「最期」と書いたように、とても人気のあったEV1は、製造者であるGMによって、廃車にされてしまうのですが・・・

少し話が映画の内容に脱線しますが、映画では、「誰が電気自動車を殺したのか」という問い投げかけ、自動車メーカー、石油業界、電池の性能、水素燃料、消費者、ブッシュ政権やカリフォルニア州政治を被告として、有罪か無罪かを暴いていきます。
その結果については、ここでは触れませんが、この映画を見ていたこともあって、イオンのニュースには驚きました。

充電スタンドが設置されることで、電気自動車の普及が一歩前進するインフラ整備が進みます。
どうせ車を買い替えるなら、エコカーがいい!と思っている人にとって、電気自動車がぐっとリアルな選択肢の一つになることでしょう。ガソリン車と違って、CO2を排出しませんし。

できれば、電気の供給源は、ソーラーパワーや風力などの自然エネルギーになることが理想です。
さらに言えば、マイカーよりも、カーシェアリング(共同で車を使うこと)、公共交通機関、自転車~!といった、選択肢がより環境にとってはいいこともお忘れなく。

映画「Who Killed The Electric Car?」


2008年8月には、日本語字幕付きのDVDが発売されるようです!(画像がありませんが)


2008年5月20日 (火)

「働く子どもに教育を」1万人署名

 来月の話になりますが、6月12日は、児童労働反対世界デーです。「最悪の形態の児童労働の撤廃」を呼びかけるために、2002年、国際労働機関(ILO)によって定められました。
 世界中で、児童労働に反対するキャンぺーンが展開されていますが、日本では、児童労働ネットワークが、『働く子どもに教育を』1万人署名 を呼びかけています。
 6月12日の児童労働反対世界デーに、福田首相に大きなパネルで作った要望書を渡しにいく予定です。そのパネルの裏側には、集められた皆様の署名がズラ~っと貼り付けられるそうです。目標は1万人分の署名を集めること。しかし、現時点では、683人が署名。 (達成率 6.8 %)であります。

この計画を実現するためにも、一人でも多くの方に、署名に参加していただきたいと思います!

 

署名はこちらからお願いします。

http://www.shomei.tv/project-18.html


児童労働とは何でしょうか?

世界の子どもの7人に1人は「児童労働者」と呼ばれる子どもだといわれています。そのうちの7割は農業分野で働いています。人身売買によって性産業で働く子どももいれば、「子ども兵士」と呼ばれる子どももいます。本来なら教育を受けるべき年齢であるのに、危険な労働を強いられています。

以前このブログで書いた、優しいチョコレートを選ぼうでは、チョコレートの原料であるカカオの農園で働く子どもたちについて触れました。その劣悪な労働環境については、必要な労働力を確保するために、子どもが、人身売買や強制労働の対象になっている、という国際労働機関(ILO)の指摘を紹介しました。

こうした児童労働によって作られたチョコレートが、日本で売られているいる可能性は残念ながら否定できません。石弘之さん(前ザンビア大使/北海道大学大学院教授)から、こんなお話をお聞きしたことがあります。

チョコレートメーカーは、「自分のところは大丈夫」と言うのですが、「疑われたくなければ、フェアトレードの認証ラベルを貼ってください。正しいことをしているのなら出来るはずです」と提案すると、必ず大反対されるのだそうです。第三者に認証をしてもらえば、そこのチョコレートを買っても、自分の払うチョコ代が、児童労働を野放しにしている企業の懐には入らない!と確信できるのですが。残念。

署名を集めている同ネットワークのサイトには、こうあります。

児童労働・・・どこか遠い国の、遠い話に思えますが、私たちがふだん何気なく買っているチョコレートやバナナ、コーヒー、またTシャツの原料のコットンなどの中には、途上国の子どもたちの手で作られているものがあるといわれています。 また、人身売買や買春・児童ポルノなど児童の性的な搾取も世界的に大きな問題となっている児童労働です。 特に日本は規制が緩く、幼児ポルノの画像や映像が氾濫しています。 児童労働は、けっして遠い国の話ではありません。 私たちの生活の、すぐ近くで起きている、とても悲しい現実なのです。

遠い国の話ではないのですね。

同じサイトによると、ILOの児童労働撤廃国際計画へ、各国がどれだけ資金拠出をしているかグラフにしたものが掲載されています。
日本は、G8諸国のなかで、最下位です。そして、「日本の貧困や教育に関する開発援助の中に、児童労働の視点が欠けている」と指摘しています。

環境問題に目を向けてみると、最近では、目に見えないCO2の排出量の「見える化」に経済産業省が乗り出し、製品の製造過程で排出されたCO2の量をラベルにしてパッケージに表示することを検討すると言っています。

児童労働は、目に見えるものですが、途上国で行われていることもあり、多くの人にとっては「見えない」問題なのかもしれません。キャンペーンサイトには、趣旨に賛同する企業・団体の一覧表があります。http://stopchildlabour.jp/modules/articles/partner.html
ほんの一握りの企業・団体です。

ぜひ、署名に参加してください! 署名サイトはこちらです。おっと、このブログを書いている間に、署名された人数が706 (達成率 7.1 %)にアップしていました~!ブログで紹介する際に使えるリンク(HTML)は、http://www.shomei.tv/project-18.htmlの一番下に載ってます。この文章の下に表示されているバナーがブログにリンクされます。

この他にも、あなたがいますぐ!できること各地で行われる児童労働についてのワークショップやイベントの案内
も、ご活用ください。

女優の酒井美紀さんが、児童労働に関するイベントでお話されます!

「児童労働、教育、貧困~インド、そして世界の子どもたちは」
日時:6月8日(日)13:00~16:00(12:00開場)
場所:UNハウス3F ウ・タント国際会議場
http://www.unu.edu/hq/Japanese/access/index.html
内容:・ILOによる児童労働と教育に関する報告
・「インド・学校が楽しい!―児童労働者学校の子どもたち―」の上映
・酒井 美紀 氏(女優)トーク
・パネルディスカッション
参加費:無料(定員450名)
主催:ILO駐日事務所、NGO労組協働フォーラム、児童労働ネットワーク
(アムネスティ日本は、児童労働ネットワークに参加しています。)
お申込み:6/4まで必ずお申し込みください。(先着順)
 ngorouso@janic.org 03-5292-2912(FAX) 03-5292-2911(TEL)

トーク&ムービーの後、16:30~17:20のあいだは、「児童労働反対世界デー・ウォーク」として、青山通り~表参道~代々木公園を歩くそうです。